水力発電とは?
水力発電は、河川やダムに蓄えられた水の位置エネルギーを利用してタービンを回し、電気をつくる再生可能エネルギーです。水の流れや落差を効率的に活用することで、大規模かつ安定した電力供給が可能となります。
天候や季節に左右されにくく、二酸化炭素の排出も少ないため、地球環境にやさしい発電手段として世界的に注目されています。また、水力発電は他の再生可能エネルギーと比べて調整力が高く、電力の安定供給に欠かせない役割を果たしています。
日本各地にある水力発電所は、地域の生活や産業を支える重要なインフラであり、自然と調和したエネルギー利用の代表例と言えます。
発電所を支える確かな技術力
当社では、水力発電所における土木・建築設備や鋼構造物の定期的な保守点検、運用業務に加え、修繕・改良・新設工事、鋼構造物の据付工事まで幅広く対応しています。これにより、安全で効率的な発電所の運営を支え、地域や社会に欠かせない電力供給を維持しています。
特に大型設備や鋼構造物の据付工事は高度な技術と精密な管理が求められますが、当社は豊富な経験と熟練の技術者を擁し、現場ごとの条件に最適化した工事を実施しています。
今後も技術の向上と安全管理の徹底を続け、自然の力を最大限に活かしながら、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
当社は、ダムから発電所に至る一連の土木設備について、責任を持って巡視・点検業務を実施しています。設備の異常を早期に捉え、迅速かつ適切に対応することで、発電所の安全性と信頼性を確保。水力発電が持つクリーンで安定したエネルギーを地域社会へ供給し続けるための「縁の下の力持ち」として、円滑な運転を支えています。
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巡視点検状況
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巡視点検状況
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水力発電所沈砂池巡視点検