自然の循環を、次の価値へ
水力発電所のダムや水路に漂着する流木や塵芥を再生利用し、環境負荷の軽減と地域資源の有効活用に貢献しています。
流木・塵芥リサイクルとは?
水力発電所のダムや水路には、台風や豪雨などで運ばれた流木や落ち葉、その他の塵芥が漂着します。これらをそのまま放置すると、水路の閉塞や設備の損傷などの原因となるだけでなく、環境への影響も懸念されます。
当社では、こうした漂着物を回収し、破砕処理を施すことでチップ材やオガ粉に再生しています。再生された資材は、肥料の原料や家畜の敷材として活用され、地域の農業・畜産業にも役立てられています。単なる廃棄物の処理ではなく、資源として価値を生み出す循環型の取り組みです。
地域と環境を支える循環型サービス
当社は、流木や塵芥の回収・処理を計画的に行い、発電所の安全性を確保しつつ、資源の有効活用を進めています。破砕処理や乾燥などの工程を経て、肥料や家畜敷材として再利用できる品質に整えることが可能です。
この取り組みにより、発電所の設備保護や地域環境への負荷軽減だけでなく、地元産業への貢献も実現しています。今後も自然環境と地域社会にやさしい資源循環の仕組みを拡大し、持続可能な地域づくりに貢献してまいります。